■温泉の歴史は古く建武元年(1334)に平家の落人の末裔、
マタギの四郎左衛門が傷ついた白い猿を追ってきて発見したとか、
さらに古い斉衡3年(856)に滋覚大使が発見したとの説もある。
その名湯は古くから全国に聞こえ、
江戸時代の温泉番付けでは東のトップである大関に挙げられたという。
夏油川の渓流沿いには5つの風呂と2つの内湯があり、
それぞれに源泉が異なり、泉質も微妙に異なる。
点在する湯は宿では露天風呂というが、
疝気の湯(写真)以外は屋根付で、男女別の湯もある。
今も湯治の人の自炊部もあり長い歴史の湯だけに、
秘湯としての露天風呂の良さがなくなっているのが残念だ。
洞窟風呂というのもあり他では見られないが、
明かりも十分でなく、1人ではちょっとは入りにくい。
<2001 (H13) 10.18入湯 >