玉川温泉
(たまがわおんせん)
<所在地>秋田県田沢湖町
■ここ玉川温泉は古くから東北地方の湯治場だ。 今も自炊部が73室あり、700名近くを収容できる。
自然研究路の奥、露天風呂の近くにある、 オンドル小屋の内外の岩は地熱で相当熱い。 ここに横になる温熱療法を玉川温泉語では「岩盤をやる」と言う。 普通、岩の上にムシロを敷くのだが、毛布か何か厚めの適当な布があればいい。 ムシロは玉川温泉の売店でも売っている。
玉川温泉の自慢はなんといてもその湯量と泉質だ。 毎分9000gの噴出量は一箇所としては日本一を誇る。 ラジウムを多量に含んだ強酸性、98度の源泉がボコボコと音を立てて湧き出し、 湯川となって流れる。
この荒涼とした光景の中に露天風呂がある。 周りは溶岩の大きい岩と、赤茶けた火山特有の土ばかり。 あちこちから蒸気がもうもうと噴き出している。
その中で入る露天風呂は豪快であると共に、異様でもある。
<1989 (H1) 8.28入湯>
日本列島秘湯地図